淋病(性病・症状)

AJ015_L

【淋病】
性病の中でも有名なもので、古い書物にも登場するほど、人間との付き合いの長い病気です。
淋菌が感染して起こる病気で、性感染症のなかでも多くみられるのが淋病です。

男性生殖器の亀頭部と、女性生殖器の粘膜とが接触して感染するケースがほとんどです。
男性の淋病
女性の淋病

淋菌性尿道炎は、男性の場合、淋菌が侵入してから2~5日ほどたって排尿時に激しい痛みや灼熱感を覚え、尿道から黄色い膿が出るようになります。この段階で気づいて、すぐに治療を行えば完治しますが、いったん症状が弱まるケースが多く、自然に治ったのかと思い、ほうっておくことがよくあるようです。

 治療が遅れると慢性化し、淋菌は尿道の奥へと進んでしまいます。前立腺や精のう腺を侵し、前立腺炎や副睾丸炎を併発することもあります。また、尿道にしこりを残し、数年後から数十年後に尿道が狭くなって尿の出が悪くなったりするケースもあります。

淋菌は、尿道にばかり感染するわけではありません。オーラルセックスで口腔の粘膜に感染すると、淋菌性口内炎を起すことがあり、また、のどに感染して咽頭炎を発症することもあります。
感染者の3割にのどの感染がみられます。

淋菌が付着した手指やタオルなどから目に感染すると、淋菌性結膜炎を起すこともあります。

アナルセックスで、直腸炎を招くケースもあります。

淋菌以外の細菌やウイルス、原虫などが性的接触によって尿道に感染し、尿道炎を起すことがあります。
やはり排尿時の痛みや膿などがみられますが、淋菌性のものに比べて症状は軽度です。

【治療】
 抗生物質の投与で治療します。一般的な薬が効かないタイプの菌も出て来ているので、経験豊富な専門医で治療を受けることが大切です。

診断は、尿検査または分泌物の検査となります。

ペニシリン、ニュキノロンなどの抗生物質が効果的ですが、両者とも耐性菌(たいせいきん)が増加(ぞうか)しているので、注意が必要です。
一度感染してしまった人は、定期的な検査をお勧めします。

また、感染者本人が不特定多数の性交渉を持たない場合でも、パートナーがしていることも考えられます。

特に風俗関連は、非常に感染率が高くなるので、そのような場所に出入りすること自体、感染の可能性を考えなければなりません。

しかるべき時期に結婚など、ライフステージが到来する訳ですから、その時になって後悔しないためにも、定期的な検査をすることが、一番重要なことです。

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る